
家族構成とプライバシーに配慮した間取りの決め方
今だけでなく将来の家族構成も考えよう
注文住宅を建てる際に間取りを決めるにあたっては、家族構成を踏まえて考える必要があります。例えば、夫婦と子供2人の4人家族であれば、リビング、ダイニング、キッチンのほかに、できれば寝室と子供部屋を2部屋確保しておきたいところですし、逆に親夫婦と子供夫婦の4人家族であれば、リビング、ダイニング、キッチンと各夫婦の部屋が1部屋ずつあれば十分でしょう。ただし、その場合でも、いずれは子供夫婦の間に子供が生まれる可能性は否定できませんし、親夫婦が高齢であれば将来的に施設に入ったりすることも想定しておく必要があります。このように、間取りを考えるにあたっては、家族構成をしっかりと考慮するとともに、将来的に人数が変動することも踏まえて検討しなければならないのです。
プライバシーに配慮した間取りを実現しよう
図面上で間取りを考える場合、ついついそこに書かれた空間だけを意識しがちですが、実際には家の周りには人々が往来する道路があったり、隣の家が近くに存在したりするため、外部の目も気にしておかなければなりません。いくら日当たりが良いからといっても、道路と面したところにリビングを作ってしまうと、外から室内が丸見えになってしまいますし、浴室や寝室もなるべく人目のつかない場所に設けたいところです。土地が狭くてどうしても外部の目を遮断できないということであれば、フェンスを設けるなどの対応も必要になってきますので、間取りを決める場合には必ず外からの視線もチェックしてプライバシーが損なわれないような設計を心掛けるようにしましょう。
東京の注文住宅には、モダンな要素が含まれています。また、デザイン性が非常に高いので、若者から注目されています。